インターフェロンが効かないC型肝炎の情報を集めました

C型肝炎、インターフェロンが効かない人への情報サイト

世界には1億7千万人、日本には200万人~300万人のC型肝炎の患者さんがいると考えられています。医学の進歩により優秀な抗ウイルス薬が次々と開発され、インターフェロンと抗ウイルス薬の併用療法により、半数を超える患者さんが治癒しています。

しかし、高齢・貧血・合併症などの理由や、インターフェロンが効かないタイプのC型肝炎患者さんも多くいることは事実であり、思うように治療を受けられない患者さんや治療を受けても治らなかった患者さんはさぞお悩みの事と思います。

当サイト管理人である私自身、C型肝炎患者を家族に抱えております。その中で様々な療法や健康補助食品、民間療法などについて調べた内容や実際にどうだったか?などを一人でもたくさんの方に知って頂くためにホームページにまとめてみました。是非参考にしていただければ幸いです。

インターフェロン治療が効かなかった場合、対処療法や肝機能の維持の治療くらいしかないのが実情かと思います。抗ウィルス剤、免疫抑制剤などの副作用もあり、治療期間もかなり長期化してしまうことになります。ほっておけばC型肝炎から、肝硬変、肝がんに進行してしまうのですからじっとしているわけにもいかず、病気である本人だけでなくその家族や身近にいる人間も金銭的にも精神的にも大変苦労を強いられてしまいます。

病院での治療以外にも様々な民間療法やサプリメントなども試しました。中でも紅豆杉(コウトウスギ)を使用してからの数値の改善は顕著にでました。その内容は後述するとして、このように病院での治療以外にも効果のあるものは存在するはずですし、逆に知らないうちに肝臓に悪い食生活を送っていることも少なくないようです。

例えば、鉄は赤血球の赤い色素であるヘモグロビンにたくさん含まれ、酸素を運搬する役割をする大切なミネラル分ですが、過剰に摂取したり肝炎患者にとっては逆に恐ろしい脅威となることがわかってきています。

鉄は細胞や核酸をさびさせる恐ろしい元素でもあります。2000年ごろより、鉄の代謝経路が分子生物学的に明らかになりました。

それに伴い、C型肝炎において鉄代謝障害が存在することも明らかにされました。C型肝炎の治療法として鉄代謝の制御が重要となってきたのです。また、日本では飽食の時代を背景として、成人男性の5人に1人は脂肪肝があるといわれ、その一部には肝炎が持続して肝硬変へと進行する「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」が増加しています。

このNASHの増悪因子としても鉄過剰も問題となっているようです。このサイトではこのような肝臓についての情報をわかりやすく記載し、肝硬変や肝ガンへの進行をくい止めるための参考になればと思います。

肝炎の種類と症状について

まず肝炎を引き起こす原因は大きく4種類に分けることができます。私たちが暮らす日本ではおよそ約80%もの割合でウイルス性肝炎が原因を占めています。

ウイルス性肝炎
肝炎ウィルスが原因で起こる肝炎です。主な種類としてA型,B型,C型,D型,E型,G型,があり、日本人にはA型、B型、C型が多い事がわかっています。

薬剤性肝炎
病気の治療中に服用した薬が原因で肝炎を起こすものです。薬そのものが肝臓をキズつけて肝炎を引き起こす場合と薬によって免疫が過剰にアレルギー反応を引き起こすものがあります。

アルコール性肝炎
一般的にも良く知られている「お酒の飲み過ぎ」によって肝臓にダメージが蓄積し肝炎を起こすものです。

自己免疫性肝炎
何らかの原因で免疫異常が起こり、自分自身の免疫によって肝臓が傷つけられ肝炎を引き起こす病気です。

 

【肝炎ウイルスの特徴】

A型
潜伏期間2~6週 感染経路は経口感染(飲物から感染)
衛生面が悪い海外での感染が多い。A型肝炎の80%が海外で感染しています。

E型
潜伏期間2~9週 感染経路は経口感染(飲物から感染)
アフリカ・インドなどで感染が報告されています。

B型
潜伏期間1~6カ月 感染経路は血液感染(血液や体液から感染)
一過性の急性肝炎で治癒する事も多い肝炎ですが、キャリアの方が発症した場合、慢性肝炎になる事があります。

C型
潜伏期間2~16週 感染経路は血液感染(血液や体液から感染)
日本に一番多い肝炎です。C型肝炎ウィルスによって肝炎を発症します。
ウィルス自体の感染力は弱いが放置すると60~80%ほどの割合で慢性肝炎に進行します。

D型
潜伏期間1~6カ月 感染経路は血液感染(血液や体液から感染)
単独で発症することはほぼなく、B型肝炎ウイルスと同時に感染またはB型肝炎キャリアに感染します。

 


【肝臓病の検査項目について】

検査項目基準値(参考値)・この検査でわかること

GOT(AST)5~40U
GPT(ALT)5~35U
いずれも蛋白質を構成するアミノ酸を作る酵素の略称です。肝細胞が破壊されることで血液中に漏れ出し数値が増加します。正常値より高くなるほど損傷の程度が激しい事がわかります。

Γ-GTP60U以下
ガンマグルタミールトランスペプチターゼというたんぱく質を分解する酵素です。Γ-GTPが高いアルコールによる肝臓障害、急性肝炎、慢性肝炎肝硬変、肝がん胆道がん、心筋梗塞など、が考えられます。

LDH100~400U
肝臓、赤血球、筋肉、悪性腫瘍などにあります。LDHが上がる病気に、肝炎や赤血球が溶血などでこわれた場合、心筋梗塞、がんなどが挙げられます。肝細胞が傷つき破壊すると血液中に流れ出し数値が上昇します。

ALP80~240U
肝臓や胆道系に異常があって胆汁の流れが悪くなると、数値が上昇します。

ICG10%以下(15分停滞率)
肝硬変などで障害が進むと、肝臓への血流が低下して値が高くなります。

血中アンモニア30~80μg/dl
肝機能が低下すると、解毒されないアンモニアが血液中に増加するため値が上昇します。

ChE170~440単位
肝細胞の働きが低下すると、血液中の数値は低くなります。ただし、脂肪肝のときは上昇します。

A/G比1.1~2.0
肝機能が低下すると、血液中のアルブミンは減少し、グロブリンは増加するために低値を示します。

ZTT4~12U
TTT5U以下
血漿たんぱくの異常を調べます。肝機能が低下していると高値を示します。

血清総たんぱく6.5~8.5g/dl
肝硬変などで肝臓の働きが低下すると、血液中の値も著しく低下します。

血清総コレステロール120~220㎎/dl
肝機能が低下すると、血液中のコレステロールの量が減少し、値が低くなります。

血清ビリルビン0.2~1.0㎎/dl
肝細胞や胆道に障害が生じると、血液中にビリルビンが増加して高値を示す。

PT(プロトロンビン時間)10~12秒(70%以上)
血液が凝固するまでの時間(秒)をみます。肝障害があると血液が固まりにくくなるため、時間が延長します。

インターフェロン治療の有効率と副作用について

C型肝炎の治療としては最も良く知られる方法で、インターフェロンはC型肝炎の治療に適しているとされています。
日本においては、1992年に健康保険の適応になりました。以前はインターフェロン単独での治療が行われていましたが、近年では改良に加えリバビリンなどと併用で治療を行う事が多くなっています。

インターフェロン単独の有効率は30%程度と言われていましたが、現在では様々な治療を用いて60%程度まで有効率が改善されているようです。

しかし、このインターフェロンについては個人差はあるものの副作用が強く、また長期に渡って治療を余儀なくされる場合には金銭的な負担もかなり大きくなってしまいます。

さらに、C型肝炎にはインターフェロンを投与してC型肝炎ウイルスが消滅しにくいセロタイプ1型とウイルスが消滅しやすいセロタイプ2型があり、日本における感染患者の約7割がこの消滅しにくいセロタイプ1型である、というデータも存在ます。

以前はC型肝炎のウイルス量が少量な患者や、セロタイプ2型の患者を中心に治療が行われており、ウィルスの消滅しにくいセロタイプ1型の患者には肝臓庇護剤が使われていました。

今日においては、「ペグインターフェロン」という新しいインターフェロン製剤が作られ、このペグインターフェロンとリバビリンとの併用療法によりセロタイプ1型の患者であっても高い治療効果が期待できるとされています。


問題なのは、副作用が強すぎて治療を途中で断念せざるをえなかった方や治療は行ったものの、思うような成果が得られなかった方については根本的な治療法が存在せず、肝臓庇護剤などの対処療法くらいしかないという現実です。

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